英会話の能力は、色々な場面での伝えたい内容と英語のフレーズとの紐づけがいくつあるかがで決まる。




英会話の能力は、色々な場面での伝えたい内容と英語のフレーズとの紐づけがいくつあるかがで決まる。

 英会話教材は、ありとあらゆるものが、世の中に出回っていますが、あなたが何を習得したいかがはっきりすれば、教材選びにそれほど迷わなくても、ぴったりの教材が見つかると思います。
 英会話とは、あなたの意思や意見、考えを英語で表現することである以上、表現の具体的な言い回しを必要な数だけ身につける必要があります。
 表現の具体的言い回しとは、英単語ではなく、複数の単語が連なってある意味を表すフレーズのことです。そして、あなたが表現したい具体的な状況とその内容に、このフレーズが紐づいていなくてなくてはなりません。例えば、あなたが、ある難関の試験に合格したときは、"I did it!"とか、あなたが政治家になって、日本を再び偉大な国にしたいと、民衆に訴えたいときは、"I will make Japan great again!"とか、場面とそこであなたが伝えたい内容があって、それらを的確に表現できるフレーズが、すぐに頭に浮かんでこなければならないわけです。この紐づけがいくつあるかで、英会話の能力は決まってきます。
 つまり、あなたが伝えたい内容(場面)とそれを的確に表現する英語のフレーズの組み合わせが、たくさんある人は、自由に英語で表現できる度合いが高く、少ししかない人は、その度合いが低くなるということになります。
 英会話を習得するということは、この紐づけをひとつずつ覚えていくということだと考えれば、英会話教材の良し悪しはおのずと見えてくるでしょう。
 こう考えてくると、英会話教材はやはり、様々な場面を設定して、そこで展開される会話を題材にしたものや、いろいろな場面が展開する物語を題材にしたものなどがいいのではないかと考えます。
 おすすめは、自分を主人公化した厳選ストーリー50話を収録したネイティブ・ラッシュなどでしょうか。(田口)